お知らせ


2022-06-23 11:08:29 【お知らせ】
平年1日遅れも、久々の日照で伸びやかに!
オホーツク海高気圧の影響もあり、今年も低温・日照不足が続く6月でしたが、やっと太陽が戻ってきて気温も上がり始めました。
先日報告された作況調査では豆類は基本的に1日以上遅れの状態でしたが、ここにきて一気に伸び始め、今週末は30度超えの予報。順調に育ってくれるといいですね。
ただ、昨年はここから高温続きで干ばつになったことから、まだまだ安心はできないところです。
天気相手、自然相手とはいえ、どうしても一喜一憂してしまうのは、生産者をはじめ地域全体の作物にかける想いが強いということだと感じております。
秋に豆で日本中が笑顔になることを、心より祈ります。

2022-05-18 16:30:11 【お知らせ】
お待たせしました! 小豆の播種がスタート
週末に向けて、雨が降りやすい予報ということもあり、各所で小豆の播種が始まりました。
今年は「天候が少し進んでいるから早めでも」という話や「例年通り20日過ぎで」など各地・各農家で時期のバラつきが多い印象ですが、そこは天気相手。昨年よりは雨に恵まれて、どの畑でも安定した収量になることを今から願うばかりです。
今回お邪魔した畑では「きたろまん」小豆を約5ha播種。株間約18センチ・深さ約3センチで行きますが、やはり播き始めは恒例の「メジャーで計測」になります。
天気は炎天下ではありましたが、GPS機能やエアコンで、トラクターのキャビン内は快適そのもの!横に乗せていただいての撮影でしたが、いつ乗ってもトラクターの粘り強い走りが頼もしく、時速5キロで片道500mほどをスイスイと走っていきます。
一方、播種機に乗って状況をチェックする方は、地温や埃で大変なことに・・・。播種は土中の仕事なので、トラブルがあって播かさってなくても後から目で見て確認することができません。機械がどれだけ最先端になっても「人の目で随時確認」は大切です。
この後は、土壌処理等が終われば一息ついて、6月からはいよいよ金時系の出番となります。そして、7月20日にもなれば小麦の収穫。十勝の短くも暑い夏がいよいよ始まります。

2022-05-12 08:24:00 【お知らせ】
大豆・黒大豆の播種が始まりました
今年も、豆の播種は大豆を皮切りにスタートしました!
晴天続きで畑の土が乾燥しすぎて、耕起するたびに砂嵐のような光景が多かったこの頃。
何度かに分けて恵みの雨も降り、やっと少し気持ちが落ち着きましたが農繁期は始まったばかり。
今回撮影させていただいたのは「黒大豆(黒豆)」の播種。1ha分を快調なスピードでこなしていきます。
後ろの作業機に乗っている方は、播種の状況や種子の残量を確認する仕事をしており、トラクターの運転手よりも炎天下のなか大変な作業。
皆さん、ばっちり日焼け対策をして乗り込んでいます。
収穫期は10月頃を予定ですが、9月初旬に農家さんにお邪魔すると「食べるか!」と言われていただく「枝豆」も心待ちにしつつ、今年は少雨に悩まされない年になることを切に祈ります。

2022-05-10 08:45:46 【こぼれ話】
一つのお菓子 伝わる心 広がる世界
先日、ある女性がいただいたという「母の日」贈り物を拝見しました。
岐阜県美濃加茂市で三代続く和菓子屋「みのかも金蝶堂」さんが作られた、カーネーションをモチーフにした餡菓子「練り切り」。
昨年、息子さんが結婚されてその奥さんから贈られたものとのことで、色形もさることながら味と内部までこだわった造作に感動。
赤はさわやかな酸味、ピンクはチーズの風味が特徴で、「食べるのがもったいない」と思いつつ「美味しいからついパクパクと」とのことでした。
何を贈ろうかと考えるのは、楽しくもあり難しくもある時間。でも、その時間こそが、贈り手・貰い手双方にとって本当に尊いものであると感じることも。
それでも、せっかくだから「特別な・気の利いたものを」というのも本音ですよね。
「いつものあんこ」から少し視点を変えると、こんなにも素敵なお菓子があり、贈り手の気持ちを表現してくれる。
そして、貰い手が誰かに「一緒に見て感動して欲しい」と紹介したくなる。
豆屋として、これほど学びの多いことはないと感じた瞬間でした。


2022-03-29 16:26:16 【こぼれ話】
スーパー三和様の「おはぎ」は美味しい!を超えた存在です
春のお彼岸が過ぎ、陽気が心地よい季節がやってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日、東京・神奈川を中心にグループ76店舗を経営されている、スーパー三和様が弊社にお越しになりました。お惣菜・小袋販売で弊社の小豆を取り扱っていただいており、光栄なことに、この春のお彼岸で売上1.2倍増を記録した「おはぎ」をご持参いただきました。
※チラシの内容・価格等は広告掲載当時のものです
ふっくらと炊き上がった優しいあんこに、少し塩味が効いた風味豊かなご飯との組み合わせ。社員一堂「これは何個でもいける」と盛り上がります。豆屋に勤めながらもあんこが少し苦手な20歳女子が「私これ好きです!」と言って1個分をペロッと食べてしまう事件(笑)も。
年に数度、お客さまのご厚意などで自社商品を「商品」として口にさせていただく機会がありますが、その度に感じさせていただく「実感と満足」。でも、私たちは素材を提供しているにとどまり、並々ならぬ覚悟で消費者のものとに商品を送り出している企業の皆様の「想い」があってこそ実感させていただけることです。
私たちは、これからも「良い素材」を提供し、信頼を得続けていく。
その責任が社員一人ひとりにあることを噛み締めさせていただいた、「美味しい」を超えた素敵な「おはぎ」でした。
三和様、ごちそうさまでした!

2022-03-02 17:42:17 【こぼれ話】
春の訪れ? 融雪剤散布が始まりましたよ!
寒さも緩みつつありますが、まだまだ朝晩は氷点下。それでも、日が長くなり融雪剤散布のシーズンがやってきました。
今日は、秋まき小麦の畑を主に、播種の早い春まき小麦・ビート(甜菜)の畑に散布。
「真っ白な雪原を黒く汚す」ので、気持ちいいようで少し罪悪感のある作業かもしれませんが、未来農理研究場の久保島場長は黒ずくめのサングラス姿で、写真を撮る私を横目に颯爽と駆け抜けていきました^^
この作業を一日やっていると「雪目」と「雪焼け」が意外と体にダメージを残します。太陽はありがたい存在でもあり、気を付けなければならない存在。
今年は、去年のような干ばつが無く、作物が順調に育つ年になることを祈ります!



2021-12-04 17:11:34 【レシピ&コラム】
カネマルスタッフが栂安先生考案「7色おはぎ」作りに挑む!?
カネマルスタッフ(左から美野・伊勢・小縣)が、栂安信子先生の料理教室に参加させていただき、Chai11月号の特集に掲載された「7色おはぎ」作りに挑戦しました。
※Chai掲載紙面はこちら⇒https://tokachi-kanemaru-mame.co.jp/news/681
料理教室初体験でのおはぎ作り。3人は会場に向かう道中から「緊張する」の連発。果たして、無事に作ることはできたのか・・・? 調理風景を交えながらお伝えいたします。
まずは餡子作りからスタート。先生から「豆屋さんだから豆のプロフェッショナルですもんね」と持ち上げられ、一堂、餡子を炊く手に緊張が走ります(汗)。今回炊いた豆は当社で調整した「エリモショウズ」。火が入るにつれて湧き上がる甘く香ばしい香りに早速食欲が刺激されます。
砂糖を加えて焦がさないように慎重に仕上げ、美味しい餡子が完成してホット一息。
続いて、おはぎを形作る工程です。今回活躍するのはおなじみ「サランラップ」。作りやすさ・衛生面・保存(持ち帰りしやすい)と、ご時世に最適なアイテムですよね。種類は、あん4種「ナガイモ・ジャガイモ・カボチャ・餡子」、混ぜで「ビーツ」、まぶしで「ゴマ・青のり」の計7種です。
キッチンスタッフの山口さんから見せていただいたビーツの断面。特に、3人はビーツを見るのが初めてで、酢漬けされた真っ赤なビーツが餡子と合わさるとどのような味になるのか、今から興味津々。
作り方は、次のようにとっても気軽で手が汚れにくい方法です。
①小さめのお椀にラップを敷き
②外身の”あん”を薄くのばし入れ
③その上にご飯を薄くのばし入れ
④餡子玉を最後に入れ
⑤ラップごと持ち上げて丸く形作り完成
※青のりやゴマなどは、ご飯に餡子玉を包んだものにまぶして完成
※ビーツは事前にご飯と混ぜておき、餡子玉を包んで完成
栂安先生はさすがの手つきで、あっという間にきれいなおはぎの出来上がり。3人はというと、ご飯と餡子玉の分量のバランスをつかむまでに少し手間取りつつも、7つ作り終わるまでには、慣れた手つきに。
完成したおはぎは、会社に持ち帰り他のスタッフも交えて試食することに。実は、今年の仕事納めで今回のおはぎを作って社員全員で一緒に食べることになっており、3人は早速「これは甘さ控えめで男子ウケする」「青のりとゴマは風味重視だから素材にはこだわろう」「試作会をいつやろうか」など事務所で1時間以上盛り上がっていました(笑)。
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から料理教室をしばらくの間お休みしており、栂安先生としても久しぶりの教室開催。そこに参加させていただき、私たち自身も「食・料理を通じたコミュニケーションの楽しさ」を体験させていただき、自分たちの仕事に改めて「誇りと意義」を感じることが出来ました。
栂安先生、大変お世話になりました!
栂安信子(つがやすのぶこ)さん
とかち観光大使
料理研究家
長崎県出身。北海道帯広市在住。日本雑穀協会認定・雑穀クリエイター、米粉指導員、かんぶつマエストロ、ご飯ソムリエ、辰巳芳子氏・鎌倉教室へ7年通い課題スープ6種合格・スープ教室卒業生
2012年、フィラデルフィアチーズケーキコンテスト、北海道東北地区代表、入賞
2014年5月~全日本農商工連携推進協議会、農業応援隊・アグリチアーズ任命。
2014年6月、豆腐マイスター取得。
2020年8月~カフェと栄養ケア・ステーションなどを融合させた交流施設「つがハウス」を帯広市西9南9にオープン