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お肉が無くてもここまで美味しい「チリコンカン」栂安信子さんレシピ#4
今回は、料理研究家・とかち観光大使である栂安信子(つがやすのぶこ)さんに、「金時豆のチリコンカン」のレシピを紹介していただきます。
食欲をそそる色合いかつ、ヘルシーなレシピになっておりますので、「ここぞ」というときの一品にいかがですか。
〇用意する材料(4人前)
炊いた金時豆 100g
ゴボウ 100g
タマネギ 50g
ニンジン 30g
マッシュルーム 5個
緑ピーマン 1個
赤パプリカ 50g
ニンニク 1片
白ワイン 50cc(料理酒代用可)
トマト缶 1缶
塩コショウ 適宜
オリーブ油 適宜
※お好みで、生ハーブ(パセリ・パクチー・オレガノ等)を加えると彩や風味が豊かになります。
※金時豆は事前に炊いておきましょう。
〇調理方法
1.ゴボウは少し粗めのささがきにし、さっと水に漬ける(食感が残るように)。
2.タマネギ、ニンジン、にんにくはみじん切りにする。
3.マッシュルームは薄切り、ピーマンは5ミリ角の色紙切り(正方形)にする。
4.フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ火を付け香が立ってきたら、タマネギ、ニンジンを加え炒める。
5.水切りしたゴボウを加え更に炒める。
6.マッシュルームと白ワインを加えアルコールが飛ぶまで煮詰める。
7.トマト缶と金時豆を加え、軽く塩胡椒して材料に火が通る迄加熱する。
8.仕上げる直前にピーマンとパプリカを加え塩胡椒で味を整える。
9.器に盛付け好みのハーブ、香り付けのオリーブ油を回しかける。
―固形スープなどでの味付けは一切使わないんですね。
ニンニクや野菜をオリーブ油でしっかりと炒めてあげれば、塩コショウだけでも風味がよくなります。さらに、今回はゴボウとマッシュルームが入りますので、白ワインの風味と相まってより一層香りが立ちます。トマト缶も、じっくりと煮込むことで甘みとうまみが凝縮されます。
普段、コンソメなどを使い慣れている方も、これを機に試してみてください。
―赤い料理には、肉が常に入っているイメージがありますが・・・
お肉も今回は使っていません。お肉の代わりに金時豆をつかって、いつもと違う食感に仕上げているのがポイントです。お肉の風味に頼らずに、豆と野菜の総合力で勝負です。
野菜だけでしっかりと風味を引き出せるようになると、レパートリーもぐっと広がりますよ!
栂安信子(つがやすのぶこ)さん
とかち観光大使
料理研究家
長崎県出身。北海道帯広市在住。日本雑穀協会認定・雑穀クリエイター、米粉指導員、かんぶつマエストロ、ご飯ソムリエ、辰巳芳子氏・鎌倉教室へ7年通い課題スープ6種合格・スープ教室卒業生
2012年、フィラデルフィアチーズケーキコンテスト、北海道東北地区代表、入賞
2014年5月~全日本農商工連携推進協議会、農業応援隊・アグリチアーズ任命。
2014年6月、豆腐マイスター取得。
2020年8月~カフェと栄養ケア・ステーションなどを融合させた交流施設「つがハウス」を帯広市西9南9にオープン