株式会社カネマル

株式会社カネマル

お知らせ

2021-03-11 13:20:57 【レシピ&コラム】

お肉が無くてもここまで美味しい「チリコンカン」栂安信子さんレシピ#4

今回は、料理研究家・とかち観光大使である栂安信子(つがやすのぶこ)さんに、「金時豆のチリコンカン」のレシピを紹介していただきます。

食欲をそそる色合いかつ、ヘルシーなレシピになっておりますので、「ここぞ」というときの一品にいかがですか。

 

〇用意する材料(4人前)

炊いた金時豆    100g

ゴボウ       100g

タマネギ       50g

ニンジン       30g

マッシュルーム     5個

緑ピーマン       1個

赤パプリカ      50g

ニンニク        1片

白ワイン       50cc(料理酒代用可)

トマト缶        1缶

塩コショウ       適宜

オリーブ油       適宜

※お好みで、生ハーブ(パセリ・パクチー・オレガノ等)を加えると彩や風味が豊かになります。

※金時豆は事前に炊いておきましょう。

⇒便利な炊飯器調理はこちらをご覧ください

 

〇調理方法

1.ゴボウは少し粗めのささがきにし、さっと水に漬ける(食感が残るように)。

2.タマネギ、ニンジン、にんにくはみじん切りにする。

3.マッシュルームは薄切り、ピーマンは5ミリ角の色紙切り(正方形)にする。

 

4.フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ火を付け香が立ってきたら、タマネギ、ニンジンを加え炒める。

 

5.水切りしたゴボウを加え更に炒める。

 

6.マッシュルームと白ワインを加えアルコールが飛ぶまで煮詰める。

 

7.トマト缶と金時豆を加え、軽く塩胡椒して材料に火が通る迄加熱する。

 

8.仕上げる直前にピーマンとパプリカを加え塩胡椒で味を整える。

 

9.器に盛付け好みのハーブ、香り付けのオリーブ油を回しかける。

 

―固形スープなどでの味付けは一切使わないんですね。

ニンニクや野菜をオリーブ油でしっかりと炒めてあげれば、塩コショウだけでも風味がよくなります。さらに、今回はゴボウとマッシュルームが入りますので、白ワインの風味と相まってより一層香りが立ちます。トマト缶も、じっくりと煮込むことで甘みとうまみが凝縮されます。

普段、コンソメなどを使い慣れている方も、これを機に試してみてください。

 

―赤い料理には、肉が常に入っているイメージがありますが・・・

お肉も今回は使っていません。お肉の代わりに金時豆をつかって、いつもと違う食感に仕上げているのがポイントです。お肉の風味に頼らずに、豆と野菜の総合力で勝負です。

野菜だけでしっかりと風味を引き出せるようになると、レパートリーもぐっと広がりますよ!

 

 

栂安信子(つがやすのぶこ)さん

とかち観光大使

料理研究家

 

長崎県出身。北海道帯広市在住。日本雑穀協会認定・雑穀クリエイター、米粉指導員、かんぶつマエストロ、ご飯ソムリエ、辰巳芳子氏・鎌倉教室へ7年通い課題スープ6種合格・スープ教室卒業生

2012年、フィラデルフィアチーズケーキコンテスト、北海道東北地区代表、入賞

2014年5月~全日本農商工連携推進協議会、農業応援隊・アグリチアーズ任命。

2014年6月、豆腐マイスター取得。

2020年8月~カフェと栄養ケア・ステーションなどを融合させた交流施設「つがハウス」を帯広市西9南9にオープン