株式会社カネマル

株式会社カネマル

お知らせ

2021-03-05 10:32:38 【レシピ&コラム】

「いつ食べてもいいんです!」お赤飯の幸福感 栂安信子さんレシピ#3

たまに大雪も降りますが、気温も高くなり春の訪れを感じる時季になりましたね。

今回は、料理研究家・とかち観光大使である栂安信子(つがやすのぶこ)さんに、春らしい彩りの「お赤飯」を、簡単・美味しく・きれいに作るレシピを教えていただきました。

 

〇用意する材料(4人前)

もち米      2合

炊いた小豆    100g

小豆の煮汁    100cc程

水           適 宜(炊飯用・煮汁量に応じて)

ごま塩      お好みで

 

〇調理方法

1.もち米はといで1時間ほど浸水し、その後水切りする。

 

2.予め小豆は炊飯器加熱し、煮汁もとっておく。

⇒便利な炊飯器調理はこちらをご覧ください

 

3.炊飯器に餅米、小豆、煮汁、水と合わせ2合のおこわ目盛りにする。

 

4.「おこわモード」または「炊飯モード」でスイッチを入れ炊き上がったら ふんわりと混ぜる。

※小豆の形ををできるだけ崩さないように、ヘリから底へしゃもじを添わせるように

 

5.お好みで胡麻塩をかける。

 

 

―お赤飯って、食べる時季って決まっているのですか?

「おめでたいときに食べる」という考え方が基本にはありますが、毎日がハッピーであれば毎日食べてもいいと私は思います。

日本では、古くから赤い色には「邪気を払う力がある」と考えられてきました。ですので、「赤飯を食べて運気を上げる」という方向からの考えもできますよね。美味しく健康的な食事で幸せになれるなんて、どんなにいいことでしょう!

 

―ゆで汁だけで、優しいピンク色に仕上がりましたね

小豆の力は本当に凄いですよね。白いお椀や器に盛りつけると、自然な色が食欲をそそります。

あとは小豆の粒をできるだけきれいに見せるためにも、炊き上がりで混ぜるとき、盛り付けるときは優しくしてあげてください。

 

 

~あとがき~

今回の取材は、春らしい陽気が差し込む”つがハウス”1Fの「ノブキッチンカフェ」で行いました。

ところで皆さん、2021年2月26日発行の十勝毎日新聞19面で紹介されていた「嚥下障害の男性に誕生日料理」でステーキを提供された記事をご覧になられましたか?

記事には、つがハウスの栂安先生と管理栄養士、栂安歯科の歯科医師、歯科衛生士、看護師が情報交換・共同し、今回の件が実現するまでの苦悩や実際に食べたお客様の声が紹介されています。

筆者自身、こちらをこの記事を読ませていただき、「食べ物の大切さ」「食べることの喜び」を心から感じることが出来ました。

ぜひ、ご覧いただき、健康状態に応じた食事の提供などでお困りの方は、つがハウスにご相談ください。

 

栂安信子(つがやすのぶこ)さん

とかち観光大使

料理研究家

 

長崎県出身。北海道帯広市在住。日本雑穀協会認定・雑穀クリエイター、米粉指導員、かんぶつマエストロ、ご飯ソムリエ、辰巳芳子氏・鎌倉教室へ7年通い課題スープ6種合格・スープ教室卒業生

2012年、フィラデルフィアチーズケーキコンテスト、北海道東北地区代表、入賞

2014年5月~全日本農商工連携推進協議会、農業応援隊・アグリチアーズ任命。

2014年6月、豆腐マイスター取得。

2020年8月~カフェと栄養ケア・ステーションなどを融合させた交流施設「つがハウス」を帯広市西9南9にオープン