お知らせ
2022-05-18 16:30:11 【お知らせ】
お待たせしました! 小豆の播種がスタート
週末に向けて、雨が降りやすい予報ということもあり、各所で小豆の播種が始まりました。
今年は「天候が少し進んでいるから早めでも」という話や「例年通り20日過ぎで」など各地・各農家で時期のバラつきが多い印象ですが、そこは天気相手。昨年よりは雨に恵まれて、どの畑でも安定した収量になることを今から願うばかりです。
今回お邪魔した畑では「きたろまん」小豆を約5ha播種。株間約18センチ・深さ約3センチで行きますが、やはり播き始めは恒例の「メジャーで計測」になります。
天気は炎天下ではありましたが、GPS機能やエアコンで、トラクターのキャビン内は快適そのもの!横に乗せていただいての撮影でしたが、いつ乗ってもトラクターの粘り強い走りが頼もしく、時速5キロで片道500mほどをスイスイと走っていきます。
一方、播種機に乗って状況をチェックする方は、地温や埃で大変なことに・・・。播種は土中の仕事なので、トラブルがあって播かさってなくても後から目で見て確認することができません。機械がどれだけ最先端になっても「人の目で随時確認」は大切です。
この後は、土壌処理等が終われば一息ついて、6月からはいよいよ金時系の出番となります。そして、7月20日にもなれば小麦の収穫。十勝の短くも暑い夏がいよいよ始まります。
2022-05-12 08:24:00 【お知らせ】
大豆・黒大豆の播種が始まりました
今年も、豆の播種は大豆を皮切りにスタートしました!
晴天続きで畑の土が乾燥しすぎて、耕起するたびに砂嵐のような光景が多かったこの頃。
何度かに分けて恵みの雨も降り、やっと少し気持ちが落ち着きましたが農繁期は始まったばかり。
今回撮影させていただいたのは「黒大豆(黒豆)」の播種。1ha分を快調なスピードでこなしていきます。
後ろの作業機に乗っている方は、播種の状況や種子の残量を確認する仕事をしており、トラクターの運転手よりも炎天下のなか大変な作業。
皆さん、ばっちり日焼け対策をして乗り込んでいます。
収穫期は10月頃を予定ですが、9月初旬に農家さんにお邪魔すると「食べるか!」と言われていただく「枝豆」も心待ちにしつつ、今年は少雨に悩まされない年になることを切に祈ります。
2022-05-10 08:45:46 【こぼれ話】
一つのお菓子 伝わる心 広がる世界
先日、ある女性がいただいたという「母の日」贈り物を拝見しました。
岐阜県美濃加茂市で三代続く和菓子屋「みのかも金蝶堂」さんが作られた、カーネーションをモチーフにした餡菓子「練り切り」。
昨年、息子さんが結婚されてその奥さんから贈られたものとのことで、色形もさることながら味と内部までこだわった造作に感動。
赤はさわやかな酸味、ピンクはチーズの風味が特徴で、「食べるのがもったいない」と思いつつ「美味しいからついパクパクと」とのことでした。
何を贈ろうかと考えるのは、楽しくもあり難しくもある時間。でも、その時間こそが、贈り手・貰い手双方にとって本当に尊いものであると感じることも。
それでも、せっかくだから「特別な・気の利いたものを」というのも本音ですよね。
「いつものあんこ」から少し視点を変えると、こんなにも素敵なお菓子があり、贈り手の気持ちを表現してくれる。
そして、貰い手が誰かに「一緒に見て感動して欲しい」と紹介したくなる。
豆屋として、これほど学びの多いことはないと感じた瞬間でした。